作品紹介 -第15話 詳細- ◎天気予報:

『えり子ちゃんの全身から、歌いたいという気持ちが伝わってくるからさ』
(by 内田真也)

 解説
 唄いたいけど唄えない…。そんな状況の中、飛び込んだ「ミニライブ」の仕事。喜びはしゃぐえり子でしたが、実際に行ってみれば海辺の特設ステージで、着ぐるみショーの前座というもので、話が違うと怒る伊集院。 それでもえり子は「今の私は、歌える場所があればいいんです」となだめます。
 唄い始めてみれば、カラオケはまともに流れない、雨は降ってくると、えり子にとっては正に悪夢の様な展開となってしまいましたが、それでも懸命に唄うえり子に観客は応えてくれます。そんな小さな感動であっても、 今のえり子には大きな力となってくれたのですが、星吾に連れられて行ったライブハウスで見た麗の姿を目の当たりにし、えり子は自然と涙がこぼれるのでした…。

 セレクト&テンション
●ポイント1(視聴ポイント3より)
 歌の仕事が決まり、ワクワクして眠れないえり子が、ピアニッシモと遊ぶ光景です。とても無邪気に遊ぶえり子を見ると、今まで辛かっただけに微笑ましく映りますね。
●ポイント2(視聴ポイント3より)
 昨夜、よく眠れたかを伊集院に尋ねられ、眠れなかったことを見抜かれて照れるえり子。嬉しさが滲み出る、とても気持ちの良い場面です。やっぱり、えり子にはこういう表情こそ似合います。
●ポイント3(視聴ポイント5より)
 アカペラであっても雨の中であっても1曲を歌い上げ、それを温かい拍手で応えてくれた観客のみんな(半数は子供)に感極まって涙するえり子。ここも屈指の名場面ですから、是非観て頂きたいですね。

 Sing a Song
UNCHAINED HEART 橋本舞子 歌謡ベストテン番組で唄う麗。それをTV越しに観るえり子の胸中は…。
涙の半分 伊集院がくれたペンダントケースを開いて流れました。美奈子の居る病室でも、開いて流しました。
ロコモーション・ドリーム 矢島晶子 音響トラブルにより、カラオケテープが使えない状態で、えり子は自らアカペラで歌い始めます。その想いは、観る者の心に確実に届いたでしょう。
TRUE LOVE 橋本舞子 ライブハウスで、熱唱する麗。星吾に連れられその光景を目の当たりにし、自分との違いに悔し涙を流すえり子。ライブを見せたいというのは麗の希望だったのです…。

 コーヒーブレイク
壊れてしまったペンダントケースの代わりを伊集院が用意してくれました。「メロディ宝石箱」の登場です。開けると「涙の半分」が流れます。
元祖、コーンフレークの登場。コーンフロスト、チョコクリスピーと来て、今度は器までケロッグのロゴ付き。

 スタッフ&キャスト
脚本 川崎裕之 絵コンテ アミノテツロー 演出 内藤 孝 作画監督 工藤裕加
杉浦悦子
キャスト
桑田 堀内賢雄
婦長 有馬瑞香
西条 青森 伸
冴子 鷹森淑乃
原画 大平直樹
伊藤良明
平岡正幸
アウトサイド
動画 大熊裕典
滝田明美
富塚英明
吉田啓子
鈴木利正
新潟シャフト
進行 牧 宜樹


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 お寄せ頂いた声
2003/11/19 09:46:46 土萠多聞 20代前半
地方巡業きた〜!!
やっぱこれをしないとダメでしょう。
もともと才能があるだけにいきなりの大舞台でも
こなせました。でも大舞台ばっかじゃあやっぱダメダメ。
こういった設備も品祖な小さいところからコツコツと
やらないと!「小さなことからコツコツと」です。
なんやかんや言いながら結局はえり子を育ててしまっている
のが項介なのでしょう。
それにしても伊集院「歌うまいね〜」と言われたら
「スキャンダルのおかげでいっぱい練習できるように
なりましたから」ぐらい言ってほしい。

MVP:「舞台の上に立ったら何がなんでもお客を楽しませる
それがプロだぜ」
これでえり子はまた1つ大きくなりました。

おまけ1:私は今回出てきた麗様の衣装が一番好きです。

おまけ2:えり子の落ち込む姿や喜ぶ姿とかはいっぱい
描かれていますが、個人的には落ち込みながらも
猛特訓する姿がほしかったです。まあ影ではやっているの
でしょうが。

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