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2007年07月26日

喧嘩と仲直り

担当:こうたろ

 その昔、1975年から22年間で23作続いた「世界名作劇場」という番組枠がありました。私はこのシリーズが好きで、アニメーションを殆ど観ていなかった時ですら、そこそこ観ていたくらい気に入っていました。諸般の事情から幕が下ろされることになった時は寂しさを感じたものです。

 現在、その「世界名作劇場」が放映枠消失から10年振りに復活し、「レ・ミゼラブル 少女コゼット」がBSフジにて放映されています。ご存知の方も多い事でしょう。
 しかし、その本家として復活・放映されている「レ・ミゼラブル」に隠れて、実はより「名劇」らしい作品がNHK教育にて放映されているのをご存知でしょうか。

 「風の少女エミリー」

 それが、作品の名前です。

 「名劇」の中でもお気に入りの一作である「赤毛のアン」の原作者L.M.モンゴメリの作品であることもあり、私の中では放映開始以来、毎週楽しみにしていた作品です。しかし、作品を観る時間がなかなか取れずに溜め込んでしまい、その結果10話も溜めてしまいました(汗)。

 最近、忙しさの合間に出来たポケットがあり、日々僅かではありますが時間を取れる機会に恵まれたので、「エミリー」も含めて溜まっている作品を消化することが出来ました。その「エミリー」の中で、今の自分にタイムリーなエピソードが。

 エミリーとイルゼ、喧嘩で始まった出会いですが、その後大の仲良し・親友になりました。他にも仲良しのペリー、テディが居て、いつも4人一緒。
 そのエミリーとイルゼが、ちょっとした気持ちのすれ違いで大喧嘩。「絶交」と言うくらいに大きなことに発展します。
 その間を取り持つのがペリーやテディではあるのですが、何より当事者であるエミリーやイルゼが仲直りしたいと望み、それぞれ自分の悪いところを認め、最後は仲直りする…という、どこにでもある子供の喧嘩と仲直りのエピソードです。

 状況は異なりますが、ある意味同じとも言える今の自分…。

 自分の中の「子供じゃないんだから」という気持ちと「大人であればこそ」という気持ちが混ざった感覚が、事を面倒な方向に運んでいる様に思えてなりません。自分から謝って事を収めることは簡単と言えば簡単。でも、いつも(自分から)場を丸く収めるばかりでは、根本が解決しない様な気がするのです。まるで全て自分だけが悪いみたいで嫌だ、というのもあります。

 子供の頃の様に単純であれば簡単なのになぁ…(苦笑)。

 でも、「エミリー」のこのエピソードを観て、羨ましく思ったのも事実。「あぁ。自分も状況回復しないとな」と感じたので、衝突した友人とは半年という期間を待たずに再会出来れば、と思いました(ただ、周囲も含め考えや気持ちなどが明確にならなければ、それも叶わないかな…と感じています。距離を置くことが解決への近道とは思いませんが、存在を認識する時間は必要ではないかと)。恐らく、「きっかけ」さえあれば、恥ずかしいくらいに簡単なことなのでしょうね…。

 こういう事を繰り返し、重ねて理解を深めて行くことで、「友達」から「親友」になれるのだろうと、改めて思います。喧嘩の一度や二度で壊れる関係であれば、そこまでの関係なんだろうと。まぁ、今回の件を笑い話にするのは時間を置かないと難しいかもしれないけれど(笑)。

 これまではきっと「親友」ではなかったのでしょう。
 でも、それは悲観することではないと思います。
 これから強固に築き上げれば良いのですから。
 勿論、「可能であれば」の話ですけれど…。

 今日は、そんなお話。

 この「エミリー」のエピソード。エピソードとして印象深いのですが、作画的に一番酷かった(普段はかなりハイクオリティなので余計に)ことでも印象深かったりします(笑)。

投稿者 elilin.com : 2007年07月26日 13:00

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